ディスカウント・ファクター

金融商品の評価に当たってもっとも基本的で大切な概念が、
ディスカウント・ファクターです。

まず、それについて説明を。


ところで1年後の100万円って今幾らですかね?
1年後100万円もらえる権利、って今幾らで買います?
100万円じゃ買いませんよね?
じゃあ99万円でなら買う?
僕はちょっと嫌ですかね。
じゃぁ10万円なら?
僕なら買うかなぁ。
では、いくら以下なら買うのか?
あと、50年後の100万円はどう?

この、○○年後のお金を価値というものを定めるのがディスカウント・ファクターです。


ディスカウント・ファクターを DF(t)と書き、
t年後の1円の価値とします。